エリカがプレゼンターを務めるNHK WORLDの番組、「Medical Frontiers」。日本の最新医療から生活に渡るトピックを毎回掘り下げる番組です。

新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加傾向にある中、感染拡大・医療崩壊を防ぐ大きな砦となるのが「在宅医療」です。在宅患者の多くは高齢で有病者のため、重症化・死亡のリスクが最も高いと言われています。彼らへの感染はなんとしても防がなくてはいけません。また、多くの患者を在宅で治療できれば、病院の外来や入院患者を減らし、医療崩壊を防ぐことにつながります。今、医師・看護師・介護職が垣根を越えて連携し、徹底した感染対策で在宅医療を進めているプロジェクトがあります。プロジェクトでは在宅での感染予防対策を研究・実施してきました。中でも、患者と濃厚接触する介護士の要請で行ったのが、在宅ケア時の飛沫の拡散状況を可視化したシミュレーション実験です。日本のみならず、世界中の国々とっても、安全な在宅医療・介護のための重要なデータです。プロジェクトを立ち上げた在宅専門医・佐々木淳氏は「新型コロナをきっかけに、医療・介護がそれぞれの領域を越えて連携し在宅医療を行う時代に来ている」と指摘。番組ではwithコロナ時代の新たな医療の在り方を探ります。感染対策はあらゆる生活の場で必要です。神戸大学教授・坪倉誠氏はスーパーコンピュータ“富岳”で、カラオケボックスからタクシーまで、日常生活の様々な場所での飛沫を可視化。数々の結果から、生活の中の具体的な感染対策を学びます。

 

OA日時：

＜NHK WORLD＞

2021年1月26日（火）00:30-00:58 (1月25日深夜）、6:30-6:58、12:30-12:58、18:30-18:58

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