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    快眠の秘訣

    快眠の秘訣

    理想的な体重を保つためにも睡眠が大切だということはお分かりいただけたと思いますが、毎日忙しく刺激の多い日々を送っていると、睡眠の優先順位は低くなりがちです。実際、過去40年で私たちの睡眠時間はずいぶんと減り、祖父母の世代と比べると平均1.5~2時間も短くなっています。そして今では、日本人の睡眠の短さは、世界でも一、二を争います。

    今日は、美しいお肌、健康的なホルモンバランス、そして理想的な体重を保つために、快眠の秘訣をいくつかお伝えします。

    1. テレビとパソコン、携帯電話、スマートフォンなどの電源はベッドに入る約1時間前には切りましょう。これらの画面が発する青い光は、眠りに落ちにくくする上に、快眠を促すメラトニンというホルモンの分泌を邪魔してしまいます。

    2. 携帯電話を目覚まし時計として使うのをやめましょう。携帯電話は電磁波を発しているのですが、それは私たちの脳波を乱し、カフェインのような覚醒反応を起こしてしまうことが分かっています。昔ながらの目覚まし時計を使うようにしましょう。

    3. お部屋を真っ暗にして寝るようにしましょう。少しでも明るいと、メラトニンに影響を与え、睡眠のサイクルの妨げにつながります。お部屋を真っ暗に出来ない場合は、シルクのアイマスクを使ってみてください。

    4. 少なくとも就寝の2〜3時間前には食事を済ませましょう。食べ物を消化するには多くのエネルギーを必要とするため、きちんと消化できていないと、深い眠りにつくことができず、朝起きた時にも疲労感が残ってしまいます。

    5. 就寝前にリラックスする時間を持ちましょう。本を読んだり、ゆっくりお風呂に入ったり(ラベンダーオイルを湯船に入れるのもおすすめです!)、カモミールティーなどのハーブティーをゆったり飲んでみるのも良いでしょう。バタバタしていて、すぐにリラックスできない時は、まずは深呼吸やヨガをやってみるのも良いですよ。ある研究によると、ヨガはメラトニンの分泌を促し、不眠症にも効果があることが分かりました。

    快眠をとると、さらにいいことがあります。先月(2012年10月)に発表されたばかりの研究によると、7〜8時間の十分な睡眠をとることで、6時間未満しか眠らない人や不眠症の人に比べて、より楽観的な気持ちになれたり、自分に自信が持てたりと、前向きになれる効果があることも分かりました。

    睡眠を優先することを忘れないようにしましょう!

    追記: ELLE ONLINEでも睡眠とホルモンの関係について詳しく書いた記事が更新されました。併せてご覧ください。

    http://www.elle.co.jp/wellness/erica_angyal_hormone/sleeping_12_1120

    Lots of Love, Erica

    出典:

    Hung, C.S. et al., 2007, ‘Mobile phone “talk-mode” signal delays EEG-determined sleep onset’, Neuroscience Letters, vol. 421, pp. 82–6.

    Arnetz B, et al, “The Effects of 884MHz GSM Wireless Communication Signals on Self-reported Symptoms and Sleep,” 2007, PIERS Online, 2007, 3: pp: 1148-1150.

    Lemola S., et al., “Optimism and Self-Esteem Are Related to Sleep,” International Journal of Behavioral Medicine, October 2012.

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