Contact

    取材・講演のお問い合わせは、上のフォームからご連絡ください。

    メールでのお問い合わせは、info@erica-angyal.com までお送りください。

    大変申し訳ございませんが、健康問題などにつきましての個人さまからのお問い合わせやご相談にはお答えすることができませんのでご了承ください。

    * すべての項目にご記入をお願いいたします

    お金かけずにシワ予防! 今夜早めにベッドに入りたくなる最新美容研究情報

    お金かけずにシワ予防! 今夜早めにベッドに入りたくなる最新美容研究情報

    世界の最新の健康や美容に関連する情報をお伝えしたいと、Facebookページを開設して6年ほど経ちました。その間もっとも多かった記事の内容は「食」とともに「睡眠」だったように思います。「睡眠」は心身の健康に不可欠であることを繰り返しお伝えしてきました。

    「睡眠不足」は世界共通の問題ですが、その中で最も睡眠時間が短い国のひとつが日本、とりわけ日本人女性です。
    本日は、今夜こそ早めにベットに入りたくなるような、新たな睡眠に関する研究をご紹介いたします。

    最新の研究(出典1)で、睡眠不足によって、肌の弾力性は低下し、細かいシワや不均一な色素沈着が増加するなど、肌の老化を促進することが明確に示されたのです。

    この研究では、被験者(30歳から49歳の閉経前の女性60名、その内30名は睡眠が足りていない女性)に対し、UV光暴露等の様々なスキンテストを行い、細かくその皮膚の状態を検査しました。

    結果、睡眠不足は私たちの“夜間の肌修復能力”を弱めることが判明したのです。

    別の研究(出典2)においても、睡眠不足の女性は、皮膚のバリア機能が低下する為、皮膚の水分損失が大きくなることが判明。さらに血液中の炎症物質レベル値も高いことが判りました。

    また、睡眠不足の状態は、不健康で魅力に欠けて見える傾向にあるという研究(出典3)結果もあります。

    この研究では、睡眠不足の状態の被験者の“睡眠前”と“8時間睡眠後”の素顔写真を撮影し、この2枚を比較したのです。結果は、言わずもがな“8時間睡眠後”の方が、断然健康的で魅力的に見えるというものでした。

    そして、充分な睡眠(7時間以上)を取ることで、砂糖の摂りすぎを防ぐ効果があることが判りました。これは、今年1月に発表された研究(出典4)です。研究開始時より、段階的に睡眠時間を長くした被験者は、最終的に1日の砂糖の摂取量が10gも減少したのです。また砂糖だけではなく、脂質や炭水化物の摂取量も同様に減少したのです。

    まずは少しでも早めにベッドに入れそうな日から“脱・睡眠不足”を試みてはいかがでしょうか?”ただ”眠るだけなのです!それで、美しい肌と健康をもたらしてくれるのですから!

    Lots of Love, Erica

    出典1: Oyetakin‐White, P. , Suggs, A. , Koo, B. , Matsui, M. S., Yarosh, D. , Cooper, K. D. and Baron, E. D. (2015), Does poor sleep quality affect skin ageing?. Clin Exp Dermatol, 40: 17-22. doi:10.1111/ced.12455

    出典2: Ah Kim, Min & Kim, Eun Joo & Young Kang, Byung & Kwang Lee, Hae. (2017). The Effects of Sleep Deprivation on the Biophysical Properties of Facial Skin. Journal of Cosmetics, Dermatological Sciences and Applications. 07. 34-47. 10.4236/jcdsa.2017.71004.

    出典3: Sundelin, T., Lekander, M., Sorjonen, K., & Axelsson, J. (2017). Negative effects of restricted sleep on facial appearance and social appeal. Royal Society Open Science, 4(5), 160918. http://doi.org/10.1098/rsos.160918

    出典4: Haya K Al Khatib, Wendy L Hall, Alice Creedon, Emily Ooi, Tala Masri, Laura McGowan, Scott V Harding, Julia Darzi, Gerda K Pot; Sleep extension is a feasible lifestyle intervention in free-living adults who are habitually short sleepers: a potential strategy for decreasing intake of free sugars? A randomized controlled pilot study, The American Journal of Clinical Nutrition, Volume 107, Issue 1, 1 January 2018, Pages 43–53, https://doi.org/10.1093/ajcn/nqx030

    Comments are closed.