あなたにとって最も適した食事法とは? 昔ながらの食事に美しく歳を重ねる秘訣あり!!

栄養やダイエットに関する様々な情報が世の中に溢れています。数えきれない数の情報はそれぞれ異なるアプローチを主張していたりするので、一体何を食べればいいの?と迷ってしまう方も少なくないはずです。
高タンパクダイエット、高脂肪ダイエット、植物性食品中心ダイエット、低炭水化物ダイエット、または特定の食品を摂らないダイエット等々、それぞれの専門家の主張が相反していることも散見します。
栄養科学は進化し続けています。ここ数十年の間でも非常に多くの研究が発表されています。しかしこれによって「なにが健康的な食事を構成するのか」について混乱を招いているという側面も否めません。
私たちは一人一人異なるユニークな存在であり、遺伝的にも完全に同じであることはないので、必要とする栄養素も生化学的も異なります。
そんな中で、非常に理に叶うアプローチとして考えられているのがあります。「アンセストラルアプローチ:祖先の食事」です。端的に言えば、両親、祖父母、曽祖父母が食べていたものを食べるという「アプローチ:祖先の食事」です。
この「祖先の食事」とは、季節のものや地元のものを食べることとも言えます。またそれはマーガリンやショートニング等の悪い油や、高精製された植物油、添加物、人工甘味料、人工着色料、風味増強剤などを含まない、未加工の本物の食品、または加工を最小限にとどめた食品を食べることでもあります。そして時間の経過とともに健康に害を及ぼし老化を加速させる可能性のある、炎症誘導性食事(炎症を促進する食事)を避けることであるとも言えます。
もちろん「先祖の食事」は1つではありません。各国・各地域によって異なるものです。イタリアやギリシアの「先祖の食事」は、南米やインドやアジアのそれとは大きく異なります。
何百年何千年と食べ続けられてきたものですので、消化酵素に影響を与えうることもあります。
例えば、ある研究(出典1)で、日本人や一部のアジア人は白人よりも唾液アミラーゼを多く分泌することが判っています。アミラーゼは口内で分泌され炭水化物を分解しますが、これは日本人や一部のアジア人が米を多く食する理由の説明になります。
日本人の食生活は、ここ3〜40年で西洋化が進み、米よりも小麦やパンを多く食するようになっています。
もちろん、日本の食材だけを食べた方が良いということを言っているわけではありません。ですが、昔ながらの食事の食べ方を学び、より多くの日本の食材やお料理や調理法を楽しみながら取り入れてみることをおすすめします。
味噌をもっと使ってみたり、色々な海藻を料理に加えてみたり、異なる種類の発酵食品を使ってみたり、手作りしたり、柑橘系の果物、椎茸や舞茸などのキノコ類などを積極的に摂ってみたり。紫芋や生姜、魚介類、枝豆等々、他にも良い食材がたくさんありますね。
食する順番から調理方法、そして多様な食材の使い方まで、伝統的な日本食の知恵は本当に完璧で素晴らしいものです。この素晴らしさについては、また別の機会に詳しくごご紹介したいと思います。
先祖が何世代にも渡って食べてきたものが、私たちを形作っています。私たちの繁栄は「先祖の食事」の上で成り立っているとも言えるのではないでしょうか。
炎症を抑制し、腸内フローラや微生物の多様性、適正体重の維持、ホルモンのバランス、気分の向上、慢性疾患の発症リスクの低減、健康状態の維持、最終的には健康寿命の伸長など、メリットは無限です。
Lots of love, Erica
出典1:Perry, G. H. et al., “Diet and the evolution of human amylase gene copy number variation,” Nature Genetics, October 2007, vol. 39, no. 10, pp: 1256-1260.
 
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