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気持ちを若く持つことが、若さの秘訣! その科学的根拠とは?

気持ちを若く持つことが、若さの秘訣! その科学的根拠とは?

あなたが歳というものについてどう考えているかが、実際の歳の取り方に大きな影響を与えます。実際に生きてきた歳月で数える年齢(お誕生日ケーキに飾るロウソクの数)は、肉体的な年齢(心臓、肺、動脈、脳、筋肉などの本当の年齢)を正確にあらわす指標にはならない、と専門家は指摘しています。

「自分は若い」と思うことが肉体に変化を及ぼすことについて、ハーバード大学の心理学者たちは「可能性の心理学」と呼び、また別の研究者や教授からは「希望の生物学」とか「思い込みの生物学」などと呼ばれています。彼らが行った研究の中で、「自分は若い」と思っていると、実際に血圧が下がり、体力や知力が向上したというのです。「自分は若い」と意識することで肉体がそれに反応して実際に若くなるということなのです。

ハーバード大学の研究(出典1)で、年配の男性を対象に1950年代の思い出の品々(当時の雑誌、新聞、テレビ、ラジオ、音楽など)に囲まれた場所で1週間を過ごしてもらうという実験が行われました。対象者の半数は1959年当時を振り返り、懐かしく思いながら日々を過ごすように指示され、残りの半数は現在が1959年であるかのように、若返ったつもりで現在形の言葉を使いながら過ごすように指示されました。それだけが両グループの唯一の違いでした。

実験の前後に行われた体力測定と知能テストの結果の変化は驚くべきものでした。若返ったと思って生活をしたグループの人たちは、見た目が3歳ほど若く、聴力、視力、記憶力、体力が向上し、姿勢も良くなり、関節の柔軟性も改善したそうです。さらには、多くの人の知能指数も向上していたとのことです。これは、「自分は若い」と考えることで、肉体が実際に若いように反応したということです。つまり、現実では、多くの人が思っているほど「年齢」とは決まりきったたものではないということを意味します。

しかし、残念なことに、日本の文化では、特に女性の間において、歳を取るということに対してあまりポジティブに受け止められていません。「もう40歳だから、50歳だから、60歳だから、いい年だから…」というような社会的通念に私たちは大きく影響され、自分が歳を取っていると思うことで、見た目も老け、身体も老化してしまうのです。実際に、米エール大学の研究論文(出典2)で、血圧やコレステロール値、喫煙などの要因よりも、歳を取るということに対する意識の持ち方のほうが、寿命に大きな影響を与えることが分かりました。年齢、性別、社会経済的な状況、寂しさ、健康状態に関係なく、歳を取ることに対してポジティブな見方をしている人の方がネガティブな見方をしている人よりも寿命が7.5年も長かったということです。

もしあなたが「もうゆっくりする年齢になってしまった」とか「ヨガをするには歳を取りすぎてしまっている」などというような発言をしていたら、そういう「年齢」に対する社会的通念に踊らされずに、もっと肉体や年齢に対してポジティブな発言をするように意識を変えていきましょう。どのように歳重ねていくかということはあなたの考え方や気持ち次第だということを忘れないで下さいね!

Lots of Love, Erica

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(出典1) Feinberg Cara, “The Mindfulness Chronicles: On “the psychology of possibility,” The Harvard Magazine, September–October 2010.

(出典2) Levy, B. R., et al, “Longevity Increased by Positive Self-Perceptions of Aging,” Journal of Personality and Social Psychology, 2002, vol. 83, no. 2, pp: 261-270.

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