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シワのないツヤ肌は美容液ではなく血圧コントロールで手に入れる!?血圧と見た目年齢の関係

シワのないツヤ肌は美容液ではなく血圧コントロールで手に入れる!?血圧と見た目年齢の関係

今日は、バランスのとれた食事や健康的な生活習慣によりもたらされる恩恵についてお話ししましょう。

研究(出典1)により、心臓病発症リスクの低い女性は、実年齢よりも若く見えることが明らかになりました。

260人の同年齢の女性を対象に、心臓病発症リスクの高いグループと低いグループに分け、その「顔つき」と「二の腕内側のシワ」(紫外線にあまり当たらないため、最も老化が遅い箇所)の分析により、見た目年齢を算出したのです。すると心臓病発症リスクが最も低かったグループは、リスクの高いグループに比べ、2歳以上若く見えることがわかりました。この心臓病発症リスクと見た目年齢の間には、実は「血圧」が深く関与しているのです。

ご存知の通り、血圧とは心臓から送られる血液が血管内壁に与える圧力のことです。上の血圧は収縮期血圧とも呼ばれ、心臓が収縮した時に示し出す最大血圧を言います。下の血圧は拡張期血圧とも呼ばれ、心臓が拡張した時に指し示す最小血圧を言います。

この収縮期血圧の数値が正常値を超えてしまうと、心臓病の罹患リスクを大きく高めるだけでなく、肌の老化を加速させるため、見た目年齢を左右することになるのです。

前出の研究は、心臓病発症リスクと見た目年齢の関連性を証明した初の研究です。心臓病発症リスクを低く保つには、野菜や果物(野菜や果物に豊富に含まれるカリウムは、健康的な血圧の維持には必須の栄養素)、オリーブオイル、ナッツ類、アボカド、魚、食物繊維が豊富な穀物や豆類、そして大豆製品(味噌、豆腐、納豆など)をバランスよく取り入れた食事を摂ること。適度な運動を行うこと。十分な睡眠とストレスマネジメントを心がけること。そして禁煙をすることです。このような健康的な食生活と生活習慣は、心臓病予防だけでなく、あなたの見た目年齢の若さをキープしてくれるというわけです。まさに一石二鳥の効果ですね。

また、心臓病予防には塩分制限も必要なのでは?と、塩分の摂取にマイナスなイメージを持っている方も少なくないはずです。

いくつかの最新の研究によると、天然塩は正常範囲内の摂取量であれば、身体に悪影響を及ぼすことないことがわかっています。また、味噌には、腎臓を介して塩分の排出を促す作用があるそうです。ですから毎日のお味噌汁の摂取程度では、血圧上昇の原因となる血中ナトリウム濃度を心配する必要はないと言われています。気になる方には野菜をたっぷり入れたお味噌汁がオススメです。(野菜に含まれるカリウムが、ナトリウム濃度を調整してくれます。)

それでは、欧米での塩分摂取についての研究結果を幾つか紹介しましょう。

アメリカの学術誌(アメリカン・ジャーナル・オブ・ハイパーテンション)に掲載された、6,250人に対して行われた7つの研究のメタ分析(出典2)によると、塩分制限と心臓病発症リスク低下の関連性を裏付ける有力な証拠は見つからなかったということです。また、米国医師会雑誌(ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション)に掲載された研究(出典3)では、尿に排出されるナトリウムが減るほど、心臓病による死亡リスクは高まると報告されています。さらに、フランス人成人男女8,000人以上を対象にした最新の研究で(出典4)、塩分摂取と高血圧の関連性がないことが判明されました。

以上の研究結果からも、塩分が身体に良くないという考えは信憑性にかけるという考え方も出てきています。しかしながら、遺伝的に塩分感受性タイプの人はいて、その人たちは高血圧傾向にあります。しかしながら、塩分の摂取を抑え過ぎるのは健康に良くありません。私たちの身体にとって一定量の塩分は必要不可欠なのです。とはいえ、食卓塩やジャンクフードなどに含まれる塩分は論外です!料理するときは、ヒマラヤンピンクソルトまたは海塩の天然塩を使用しましょう。それから、食事にはたっぷりの野菜を取り入れることも忘れずに。

シワの少ない女性の多くは血圧が正常値よりも低めで安定しており、心臓病・脳卒中発症リスクも低いそうです。また、同年齢のシワが多い人よりも長生きする可能性が高いことも判っています。肌の美しさ、より若々しい見た目年齢を手にいれるために、ぜひ今日から健康的なバランスのとれた食事と生活習慣で、血圧コントロールをはじめましょう!

Lots of Love, Erica

(出典1):Gunn, D.A., de Craen A.J., Dick, J.L., Tomlin, C.C., van Heemst, D., Catt, S.D., . . . Westendorp, R.G. (2013). Facial Appearance Reflects Human Familial Longevity and Cardiovascular Disease Risk in Healthy Individuals. J Gerontol A Biol Sci Med Sci 2013, 68(2):145-52. http://dx.doi.org/10.1093/gerona/gls154

(出典2):Taylor, R.S., Ashton, K.E., Moxham, T., Hooper, L., & Ebrahim, S. (2011). Reduced dietary salt for the prevention of cardiovascular disease: a meta-analysis of randomized controlled trials (Cochrane review). Am J Hypertens, 24(8):843-53. http://dx.doi.org/10.1038/ajh.2011.115

(出典3):O’Donnell, M.J., Yusuf, S., Mente, A., Gao, P., Mann, J.F., Teo, K., . . .Schmieder, R.E. (2011). Urinary Sodium and Potassium Excretion and Risk of Cardiovascular Events. JAMA, 306(20):2229-2238. http://dx.doi.org/10.1001/jama.2011.1729

(出典4) Lelong, H., Galan, P., Kesse-Guyot, E., Fezeu, L., Hercberg, S., & Blacher, J. (2014). Relationship between nutrition and blood pressure: a cross-sectional analysis from the NutriNet-Santé Study, a French web-based cohort study. Am J Hypertens, 28(3):362-71. http://dx.doi.org/10.1093/ajh/hpu164

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