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    インナービューティに必要な要素 Vol.2 ・・・アルカライズ前編

    インナービューティに必要な要素 Vol.2 ・・・アルカライズ前編

    前回のVol.1では、「インナービューティー」の基本についてお話しいたしました。シリーズ2回目となる本日は、”アルカライズ“についてご紹介いたします。

    「レインボーカラーの野菜や果物の効果」、「血糖値のバランスを維持の大切さ」、「腸内環境の健康の重要性について」、「EPA、DHA、エクストラバージンオリーブオイルなどの良質のオメガ3脂肪酸の効果」、「大豆食品、発酵食品、食物繊維の効果」、「精製された砂糖、添加物、グルテンの摂取を極力避けるべき理由」「質の良い睡眠を十分に摂る必要性」、「ストレスマネージメントの大切さ」、「前向きに物事を捉えるマインドセットが必要な理由」等々・・・・これらは私が書籍やFacebookなどでご紹介してきた“健康と美容”に関するテーマの一部です。みなさんも既によくご存知の内容かと思います。
    本日は少し目線を変えて、健康・美容と深く関係のある”アルカライズ”についてお話ししたいと思います。

    “アルカライズ”とは、“体をアルカリ性に近づけること”を意味する英語由来の言葉です。オーストラリア、アメリカ、イギリス、ヨーロッパなどの欧米諸国では、健康・美容に欠かせないコンセプトとして広く知られいます。アルカリダイエット、pHダイエット、pHミラクルダイエット、またはpHバランスダイエットなど色々な呼び方で呼ばれ、多くの人が取り入れている健康法です。アルカライズに関する書籍も非常に多く出版されています。
    “アルカライズ”が広く知られるようになったのは、70〜80年代です。健康意識の高い人々の間で酸性食品の消費を減らしながらアルカリ性食品を摂る重要性の認識が広がったことで、欧米各国で大きなブームとなりました。有名人やモデルそしてアスリートの間でも、減量や美しい肌を手に入れる為、または活力の向上、炎症を抑制、糖分摂取の抑制、デトックス、総合的な健康目的で“アルカライズ”食事法を取り入れる人がどんどん増えていきました。80年代には日本でも流行していたようですので、ご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
    多くのセレブリティも“アルカライズ”を取り入れています。例えば、女優のトム・プレイディ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ハドソン、ビクトリア・ベッカム、スパーモデルのジゼルやペトラ、エル・マクファーソン、アメリカの人気のモーニングショーのホストとして有名なケリー・リパ、有名なボビー・ブラウンのメイクアップアーティストなどが“アルカライズ”実践者として有名です。

    先ほど“アルカライズ”のコンセプトが広まったのは70〜80年代とお伝えしましたが、実は”アルカライズ”には長い歴史があり、1800年代にまで遡ります。特に有名なのがオーストリアのマイヤー博士、米国のヘイ博士、そして日本の石塚左玄博士で、アルカリ性の食事と健康の関連性を国や地域でその考えを広めていきました。それが“アルカライズ”の元祖です。その中でもいち早く“アルカライズ”を提唱したのが石塚左玄博士です。彼の教えはやがてマクロビオティックとして世界に広がっていったことでも有名ですね。そう考えると、“アルカライズ”は日本発祥のコンセプトとも言えるかもしれません。
    ここ数十年で日本人の食生活は急激に欧米化し、精製された砂糖/食品、加工食品、ソフトドリンク、小麦、肉などを多く摂るようになりました。本来の日本食は全般にアルカリ性なのですが、対して洋食は全般に酸性です。ですから洋食が中心の食生活になれば体は酸性に傾きます。食の西洋化が進むにつれて、ニキビや肌荒れなどお肌の悩み、ホルモンや睡眠のトラブル、体重増加、またその他のさまざまな症状に悩む日本人女性が増えています。これは何を意味するのか、そして“アルカライズ =体をアルカリ性に近づけること”とは実際どのようなことなのかブレイクダウンしてご説明したいと思います。

    まず、“アルカライズ”の概念はpH(ペーハーまたはピーエッチ。日本語では水素イオン指数)に基づいています。みなさんも学生時代に化学のクラスでpHを勉強されたかと思います。pH値の範囲は0〜14。7を中性とし、これより低いと酸性、高いとアルカリ性を示します。
    最適な健康と美容のために、私たちの体は常にバランスやホメオスタシス(外界が変化しても、体内の状態を一定に維持できる能力:例えば深部体温など)を保とうとしています。ホメオスタシスを保つために重要なのが、pH値:酸とアルカリのバランスなのです。
    自然界を見てみても、すべてがパーフェクトなpHバランスによって成り立っています。海のpHは8.2ですが、大気中の酸性二酸化炭素濃度が上がると海のpHは8.1に低下します。すると美しいサンゴ礁は死滅し、そして海洋生物や繊細な生態系に影響を及ぼします。同様に、近年の農業手法と農薬や除草剤や合成肥の使用により、土壌の酸性化が進んでいます。土壌のpHが低くなり酸性に傾くと、植物の成長に影響します。海や土壌と同じように、私たちの体にも最適なpHバランスが非常に重要なのです。
    私たちの体はというと、ノーベル生理学医学賞を受賞し、ビタミンCを発見したハンガリー出身の生物学者であるセント=ジェルジ・アルベルト博士は「体は設計上アルカリ性だが、機能的には酸性だ」と述べています。どういうことかというと、私たちの体は絶えず代謝過程で大量の酸を生成していますが、その働きのためには細胞と組織は弱アルカリ性であることが大前提なのです。

    本日はプロローグとして“アルカライズ”のコンセプトや由来、ホメオスタシスとpH値との関わりなどについてお話しさせていただきました。 次回は(体の部位によって異なる)pH値、その正しい保ち方、また混同しやすい「酸性」と「酸化」の違いについてもっと詳しくご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに!

    Lots of love, Erica

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